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週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。

by yodaway2
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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アルカイダ、日本を攻撃対象に。(速報、加筆)
ようやくひと息ついて、PCの前に座り、ニュースサイトを開いたら、
アルカイダ、ビン・ラディン師の副官、ザワヒリ氏が、
1日、中東の衛星テレビ局、アルジャジーラで放送された録音テープのなかで、
米国、英国などと共に、日本を名指しして攻撃対象に挙げた――とのニュース。
・共同通信→http://news.www.infoseek.co.jp/
world/story.html?q=01kyodo2004100101004433&cat=38


●アルジャジーラが伝えた、ザワヒリ副官のメッセージ。

嫌なニュースだ。
アルジャジーラの英語版HPにて、内容を確認してみる。
・Al-Jazeera(英語版)→http://english.aljazeera.net/NR/exeres/
183A286B-10C3-409C-9B74-F9EDA5C00EF0.htm


英語版ではあるのだけれど、日本を対象に含めているのは、この部分。
「In addition to the United States and Britain,
al-Zawahri singled out Australia, France, Poland, Norway, South Korea
and Japan, saying they had all participated in occupying Afghanistan
or Iraq or Chechnya and gave Israel "means of survival". 」

内容は共同の記事の伝えているとおりだが、敢えて直訳すると、
「米国、英国に加えて、アル-ザワヒリはオーストラリア、フランス、ポーランド、
ノルウェー、韓国、そして日本について、アフガニスタン、イラクまたはチェチェンの占領に
参加しているとして、さらにイスラエルに”生き延びる手段”を与えているとして、
(攻撃の対象に)選び出した」――となるだろうか。

共同配信の記事の見出しは次のよう。
「日米英への攻撃呼び掛け アルカイダのザワヒリ副官」

実は見出しを見て、非常に驚き、元々どう伝えられているのかと考え、
Al-Jazeeraのサイトに確認に走った次第。
てっきり3カ国――だと思った。

共同の記事の中身を、そのあとに読んでみたら、
他の国名もちゃんと書いてあった。
ただ、それでも、見出しには驚かされた。

アルジャジーラの記事のなかで、国名が出てきた順位は、一番最後。
もちろん、そんなことで気を休めるわけには、まったくいかない。
脅威の度合いに、順番など、ほとんど関係ないと思う。

むしろ、日本の存在は、たぶん、”経済大国”であるがゆえに、
突出したイメージであるかもしれない。

                    ※※

●イラクの、あまりに大きなジレンマの中で……。

今日も米軍が、イラク国内、サマラで大規模な掃討作戦を行ったとのニュースがあった。
米軍の発表なのだろうが、そのために武装勢力90人余りが死亡したという。
民間人も20数名が巻き添えになったという。
(しかし、実際のところは、わからない。)

自爆テロのニュースも後を絶たない。
外国人人質の拘束のニュースも、やはり後を絶たない。
解放される人質もいるが、殺害もある。

そんな中で、自衛隊の派遣部隊がサマワで、中東海域で、活動を続けている。
日本は、目立たないようにしながら、評価を受けたいという、
微妙な、矛盾した立ち居振る舞いを強いられている。

いまは、イラク支援を粛々と続けるより他にないとは思う。
安全のために打てる手立ては打ち、とことん警戒する以外にないとも思う。

でも、全体の話として、どうにかならないものかと、
改めて思わずにはいられない。

                    ※※

●英国・ブレア政権の混乱は「他山の石」……。

コイズミ政権が立ち行かなくなる不安定要因は、
実は郵政民営化……などではない。それは、どんなことがあっても、
コイズミ政権は中央突破を試みる。

脆弱なのは、安全保障であり、防衛、ことにテロ攻撃の阻止――。
日本は、打てる手立てが限られている。
イラク、あるいは在外公館、日本関連施設、民間人などが
テロの標的にされた場合、どのように対処していくのか、予測がつかない。

折りしも、米国と軌を一にして軍事作戦を展開してきた英国が、いま揺れている。
直接的には人質事件もきっかけになっていると思われる。
ブレア首相が心臓の不整脈で、一時、入院したとのことだけれど、
精神的に重圧がかかっていることが、影響していないわけがない。

ブレア政権の動揺は他人事(ひとごと)ではない。
たぶん、コイズミ政権にとって、それは「他山の石」だ。


                    ※※
【追記】

●河野洋平議長が「耳かき」に託したメッセージ。

昨日(1日)、自民党の武部勤幹事長が、衆議院の河野洋平議長を、あいさつに訪れた。
河野議長は武部氏に「よく人の話を聞いてほしい」と、助言。
そして「耳かき」を、幹事長就任のお祝いに贈った。

付け加えて、「ほんとうは小泉総理にも渡したいと思ったのだけれど、
まあ、あなたにお渡しすれば、十分でしょう」と。

うん、河野さんもさすがに三権の長――。大物だ。
コイズミ首相に、このメッセージが届けばよいと思った。


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by yodaway2 | 2004-10-02 00:39 | 日本とイラク、どうなる