週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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福田総理、辞意表明。――だらしねえな、と街の声。
午後11時頃、TVをつけて、福田総理の辞意表明を知った。
ほんとうに驚いた。……が、なんとなくだが、内閣改造をしたというのに、
このごろ、なにか急に、ますます、総理の影が細っているように感じていた。

新聞には、一面ではないけれど、2面、政治面に、
自民党内に福田下ろしの気配がくすぶっていることを伝え始めていた。
内閣改造後の臨時国会については、招集日、会期について、
連立相手の公明党が硬い姿勢に転じ、結果、
首相のリーダーシップは封じられた事態となっていた。

福田総理に対して、国民が最大に失望したのは、その没主体性にあった。
政治を、ことあろう、総理大臣その人が、他人事のように
語っていると、多くの人が受け取っていた。
だからこその、内閣支持率低迷だった。

政治家としては権力に、妙に恬淡としており、
ときに、シニカルにものを言う首相は、異なる世界であれば、
良識人として通ったかもしれないが、政治の、
それもトップをつとめる立場としては、まるで通用しなかった。



                ※※

いま、11時半を過ぎたところ、テレビに街の声が。
タクシーの運転手さんが言った。

「だらしねえな」



けだし、同感。

                ◆◇

ブログ、お休みしてごめんなさい。
なかなか再開できません。お詫びします。(-_-)


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# by yodaway2 | 2008-09-01 23:43 | 風雲急!政局と選挙
休筆のご案内。――しばらくお休みをいただきます。
いつもご来訪いただき、ありがとうございます。
当ブログは2004年4月に開設し、今年で満4年を迎えます。

現在までのアクセス数は27万6410件です。
(2008年3月2日0:44現在=ユニーク数、excite管理画面による)
執筆した記事は783本で、800本まで、もう一息です。

                ※※

筆者、yodaway2がこのブログを書き続けてきた理由は、だいいちに、
ブログ以外に、あるいはブログ以上に、社会に発信する手段を、
筆者自身が持ち合わせていないからです。

この、週刊!Tomorrow's Wayは、これまでのところ、
基本的には文字で、あるいは文章で、いまの時代に起きていることを、
筆者なりに再構成し、表現、記録することを基本にしてきました。

それが長いエントリーであっても、短いエントリーであっても、
できるだけ、文字、あるいは文章に集中したいと考え、
画像、動画リンクなどは、必要最小限にとどめてもいました。

文字、もしくは文章によって、いまの時代に起きていることを
切り取ってみたいというのが、筆者の、もともとの欲求なのです。

                ※※

ひとつひとつのエントリーは、手間をかけて書く場合もありますが、
ほんの10分か15分くらいでまとめる場合も少なくありません。
そのようなときには、ほとんど無呼吸でキーボードを叩き、
仮アップしてしまうのですが、だいたいは、あとから修正を重ねたり、
追記として書き足したりしています。

ですから、それら修正や追記の時間をあわせれば、各エントリーとも、
結果として、けっこう時間をかけていることになりますし、
さらに、全体として、これまでたいへんな時間を、
このブログに費やしてきたかもしれません。

いずれ、やがて、消えてしまうかもしれないというのに……。

こうした作業、――ブログに書くということに、何か意味があるのかどうか、
4年も続けてきたというのに、筆者には、それがいまだにわかりません。
わからないのですが、前言に加えて言えば、自分自身に
絶望しないためかもしれません。

いかに文章がつたないとしても、また、知識や思考が足りないとしても、
心苦しくも、いま、筆者が持ち合わせているかぎりの力と意思とで、
文章にし、表現していくよりほかに、やりようがないのです。

                ※※


さて、見出しの件ですが、当方の事情により、
しばらくのあいだ、休筆させていただくことにしました。

ですが、筆者、yodaway2の、ブログ活動に関する考えは、
上記のとおりですので、ブログ活動を止めてしまうことは、
たぶん、ありません。燃え尽き症候群とは違いますので。

できれば、当地(北緯36度)で桜の咲くころには、
戻って参りたいと考えています。そのときに、皆さまとも、
再びお会いできれば、うれしい限りです。


それまで、しばらく、ごきげんよう。


週刊!Tomorrow's Way
亭主、yodaway2、敬白


<過去のエントリーから>
●2004年 07月 06日→無名のピアニストが浴びた拍手

当ブログがユニーク数、10000ヒットを達成したときに書いたエントリーです。
開設から3ヶ月目でした。その頃はまだブログの草創期、10000ヒットは、
けっこう胸の張れるものだったんです。^^


●2004年 06月 03日→ブログはメディアか?――なぜ、私はブログに書くのだろうか
上記のエントリーよりも、少し前に書いたもの。ブログを始めて1ヵ月半、
前日に200人のアクセスがあり、超のつくほど、うれしかった!
このエントリーに書いた内容が、当ブログの初心と言えば初心です。(汗?^^)



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# by yodaway2 | 2008-03-02 01:12 | ブログの気持ち、いろいろ
天を仰ぐ石破大臣の絶体絶命。……漂流する福田内閣はどこへ?
イージス艦衝突事故について、その後の報道から。
結論――、事故直後から防衛省の発表は二転三転、四転、五転……。
どこからか情報が漏れ、あるいはどこからか情報に迫られ、
発表内容を変えてきた、としか受け取りようがない。

たとえば、事故当日の事情聴取について、
防衛相は海上保安庁と事前連絡を取ったとしたが、
海保は報道機関に対し、その事実確認ができないとしたため、
発表内容を翻したかのごときである。

石破大臣にせよ、増田次官にせよ、もう少し、
ましな人たちかと思っていたが、失望せざるを得ない。
また制服組のトップ、統合幕僚監部、海上幕僚監部も然り。

あきれるべきは、すでに、さんざん批判された報告遅れ、
漁船視認時刻の不透明な変更、事情聴取隠し、さらに、
前述、海保への連絡云々、聴取メモ存在否定のウソなどと数々ある。

しかし、それらを超えて問題なのが、事故直後、
全力で2人の捜索にあたるべきときに、現場海域に投入された
ヘリ4機のうち、2機を、統幕、海幕、本省、――つまりは
大臣からの事情聴取に対応するため、航海長などの
移送に使われた点ではないか。

このことも、今日になって判明した。

ある週刊誌が、イージス艦が2人の救助を十分に行わなかった、
との疑いを記事にしたが、たしかに、そのように
受け取られても、これでは仕方がない。

すべての時間ではないにせよ、事故から半日と経たないなかで、
ヘリ4機のうち2機が現場を離れたということは、人命救助に
すべてを投入すべきときに、その半分を組織内の対応に
振り向けていたとも言えるわけで、どれだけ真剣に
2人を救おうとしたのか……と、疑われても仕方ないのである。

石破大臣は22日の、社民党、辻元清美氏への国会答弁で、
「(辞任すべきとの)認識はある。情報操作が行われていれば、
大臣として責任を取るべきだ」(2月22日13時43分配信
サンケイ)と述べており、その言葉を守るべき時が来ている。

むしろ、問題は、石破氏の後任がどうなるのか……になるが、
福田首相は、国会答弁の様子を見ている限り、今回の事故をめぐる
答弁では涙ぐみ、目はうつろ、疲労困憊のてい。

いまや、誰も話題にしなくなったが、前国会最大の懸案は
テロ対策新法だったのであり、福田政権は国会がねじれたなかで、
それを乗り切っただけでも、実はへとへとになっていた。

そこに宙に浮いた年金記録問題、公約違反が勃発、途中、
薬害肝炎問題で揺れ、中国産ギョーザ事件に割り込まれ、
そして、これから先、予算案成立問題、暫定税率問題、
日銀総裁人事の問題が、最低でも待ち受けている。

そのほかもろもろあって、ぼろぼろの状態。

すでに、FNNの世論調査では、内閣支持率が3割を
割り込んだとの結果が出ており、ほかの
調査も危ぶまれる状況。

本来であれば、福田首相の立場からすれば、
防衛相の更迭は、早く決断してよかったはず。
更迭してもしなくても、支持率はどん底に向かうだろうけれど、
禍根を断ったほうが、反転の機会の訪れを、いくらか期待できる。

このままであれば、KY安倍前政権と同じく壊死する道をたどる。

防衛相を更迭し、あるいは、30日経過に伴う予算成立後、
電撃的に内閣改造を行うなどの手も、理屈では考えられるが、
政治は、リーダーの気迫が欠ければ、なに一つ形にならない。

また、石破大臣の辞任、更迭が、もはや
避けられないとしても、後任人事は、ほんとうに難しいに違いなく、
福田首相の、人事に疎すぎる面が暴かれそうでもある。

小沢民主党代表は、実はいま、内閣を攻めるのに、
十分な環境とは見ていないふしがある。それでも、
相手が迷走している以上、追い込む姿勢を取るしかない。

しかし小沢氏にも、その先の政治のイメージは
描ききれていないのではないか。

ほんとうに、奇妙な空気になってきた。


この先、政治の混乱が、“天下中乱”くらいには
発展する恐れもあり、浮かれて誰かを批判するだけの
気分には、ちょっとなれないでいる。

当ブログはテキスト中心が身上だが、今回、サンケイの
報道から写真を一枚お借りし、小加工のうえ、張り付ける。
この写真、天を仰いでいるようで、これが石破大臣の、
そして福田政権の、いまの気分ではないかと感じた。

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# by yodaway2 | 2008-03-01 17:45 | 社会の問題、世相さまざま
ロス疑惑、再び。時計の針を戻す、米国司法の執念――。
数日来、テレビ、とりわけ民放のワイドショーでは、
27年前の事件、ロス疑惑の劇中人物、三浦和義元社長の、
米国司法当局による逮捕――で、もちきりになっている。

                ※※

たしか……、27年前の夏、銃撃事件の直後、
三浦元社長は病院のベッドに、ぐるぐる巻きの包帯姿で横たわり、
涙で顔をくしゃくしゃにして、頭を撃たれ意識不明の妻、
一美さんを案じる発言を、テレビカメラの前で繰り返した。

グリーンの、緑の車が近づいてきて、ぼ、ぼくらを、と、突然……などと、
たぶん、そんなふうに事件の現場を証言してみせたとも記憶している。

しかし、まもなくして、それがお芝居ではないか、
三浦元社長こそが黒幕、事件の真犯人ではないか、との
週刊誌報道があり、疑惑に火が付いた。……そして、逮捕、裁判に。

その疑惑は、日本で最高裁でまで争われたが、
立証に不十分として、2003年に無罪となった。

                ※※

それにしても、いままで、粘り強く、逮捕の機会を
待ち続けた米国の司法当局には驚嘆せざるを得ない。

米国からすれば、米国で起きたとは言え、米国市民でない、
外国人がその妻に対して危害を加え、結果、死に至らしめたとの疑惑……、
米国人による事件でもないと言うのに、なんという執念なのだろう。

比較して、私たち日本人の方が、健忘症の
傾向が強いのかもしれない。

27年前、テレビに映し出される三浦元社長の、
病院のベッドで泣きじゃくる顔に、多くの人々が、いったんは
被害者と信じ込み、次に、週刊誌の報道があって一転、
疑惑の念を募らせたが、長引く裁判に報道も少なくなり、
いつしか、話題から遠のいた。

その陰で、真の被害者、当時の妻、
一美さんは、完全に置き去りにされてしまった。

しかし、いま、日米にまたがる司法の正当性の
論議はさておき、疑惑の念は再び呼び覚まされざるを得ない。
27年前の夏の日、めそめそ泣き、無力を訴えた三浦社長の、
表情は仮面であったのではないか、――と。

                ※※

いちおう、一般論としておくけれど、
表情だけで、言葉だけで、人を信用することはできない。

続いて、一般論としたいが、
悪い人間ほど、言葉巧みであるかもしれないし、
演技に命がけであるかもしれない。


                ※※

<追記>三浦元社長の不自然さは、日本で無罪を勝ち得、
自身を報道被害者と主張しても、その後、亡くなった元妻、一美さんに
かける言葉は少なく、真犯人への怒りや逮捕への想いが
発せられないことにあったと思うのだが、、、。


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# by yodaway2 | 2008-02-29 16:24 | 社会の問題、世相さまざま
ヒラリー、それでも戦いをやめないのか?――政治の非情、せつなく。
昨日、ニュースでヒラリー・クリントン氏とバラク・オバマ氏の、
オハイオ州クリーブランドでの討論会の映像を見た。
NHKでは、ヒラリー氏が反撃を試みたものの決定打に欠けた…、と伝えた。

執拗にオバマ氏に食い下がり、ときにはオバマ氏の発言を
途中でさえぎるようにして必死に反論したが、なぜか、
非常に美しさに欠ける雰囲気で、むしろ、崩れ去る予感を、
そこはかとなく感じさせるものだった。

ヒラリー氏は少なくとも、2004年にブッシュ大統領が再選してから、
これまでの4年、ブッシュ氏への米国民の不信が強まるなかで、
自身が大統領となるために努力に努力を重ね、資金と人材とを集め、
懸命に笑顔を振りまき……、その目標に近づいてきているはずだった。

夫、クリントン前大統領も、夫唱婦随ぶりを発揮してくれ、
どこへ行っても、ヒラリー氏のまわりには拍手と歓声が沸き起こった。

昨年、秋ごろまではダントツの人気……、
11月になっても他の候補に水を開けたまま……、12月、まだ差があった。
事実、その段階で、オバマ候補の躍進を予言する専門家は、
米国においても極めて少なかった。

それが、年が明けてみると、オバマ候補への支持がぐいぐい増し、
序盤の4州で2勝2敗となって、潮目が変わった。

ヒラリー氏は夫のクリントン氏が大統領であったころから、
夫以上の知性、能力と評され、演説は舌鋒鋭く覇気に満ち、名手だったはず。

それが、オバマ氏の弁舌に評判が高まりはじめると、
ヒラリー氏は冷たい、お高い……など、負の面が取りざたされ、
演説の名手――の座も完全に奪われた。

さらに、ヒラリー氏にはヒラリー・ヘイター(ヒラリー嫌い)がいると、
遠慮のない批評が増え始めた。……これだけでも、
もう、ぼろぼろではないのか。

支持を得ていたはずの有力労組が離反……、ヒラリー氏の
金城湯池であったはずの都市部でも競り負けする……、
頼みとしている特別代議員からもオバマ候補支持の表明が……、
スーパーチューズデー前の政治資金獲得も思い通りでなく、
自分自身の資産から持ち出して手当てするはめに……。

オハイオ州での直接討論会の直前、
ヒラリー氏はオバマ陣営の出した医療保険制度に
関するパンフレットが虚偽の内容であるとして、
それを手で握りつぶすようにして、オバマ氏をののしった。

Shame on you、恥を知れ――。


しかし、そうまでしても、人々の心は戻ってこない。
全米の支持率は差がないか、オバマ氏のリードを
許すものに、すでに塗り換わっている。

ヒラリー陣営の中では選挙戦術で対立があり、怒鳴りあいが
繰り広げられていると、その内情を有力紙がすっぱ抜いた。

このまま瓦解するのか、一矢報いるのか……、
過程はともかく、撤退の予感は強まるばかりとなった。

この国のことではないが、、、ちょっと、せつなさがある。


                ※※

<追記+おまけ>
もし、魔法でも使えて、彼女に助言できるとすれば、こう話したい。
「あなたが懸命な、ひたむきな人だということはわかる。
でも、もう、いいのじゃないか、このへんで」

オバマ・フィーバーが日本にまで伝わる今日この頃、
筆者には、何か、別の風景が映ってしまう。

宝くじで特等が当てられたら、yodaway2がスポンサーになって、
ヒラリーさんを、この日本に、講演会の講師として呼びたいな。^^
・おまけ→若者たち♪(哀愁のメロディ?)


※ひとつ前のエントリー/2008年 02月 24日→
・見よ!米大統領候補のスタッフリストを。――濃密なる、政策のツワモノたち。


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# by yodaway2 | 2008-02-28 10:27
見よ!米大統領候補のスタッフリストを。――濃密なる、政策のツワモノたち。
米国大統領選挙について、非常に参考になる資料あり。

現在、民主党、共和党のそれぞれで指名争いが続いているが、
どちらの党においても、強弱がはっきりしてきた。
民主党は情勢が激変し、昨年末まで、圧倒的に先行していた
ヒラリー・クリントン氏が失速しており、バラク・オバマ氏への流れが止まらない。

共和党では不死鳥のごとくよみがえったマケイン氏の
指名獲得が決定的で、対抗していたロムニー氏は撤退、
ハッカビー氏が残っているものの、番狂わせの可能性はなさそう。

で、今回、ご紹介したい資料は、日本のなかで作られたもの。
東京財団、現代アメリカ研究プロジェクト(プロジェクトリーダー・
久保文明東京大学教授)によるもので、米大統領選に関わる、次の資料。
まず、ご覧いただきたい。

・東京財団→現代アメリカ研究プロジェクト→
「2008年米国大統領選挙主要候補者の選対本部・政策アドバイザー人名録」


その鑑(かがみ)から同資料の意義を抜粋。

>しかし、だれが最後に勝利するとしても、その候補者に
>どのような政策アドバイザーがついているかを知ることは、
>新政権の政策を予測する上で欠かせません。

>なぜなら、彼らの中から閣僚が選ばれる可能性も高く、大統領候補とともに、
>2009年以降の米国の政治・経済・外交・安全保障を動かす人材を含むからです。

>日本では、現時点で、大統領選挙の主要候補の人脈を一覧できる資料は
>皆無であると言えます。また、近年、日米間のパイプが細りつつある現状に鑑み、
>両国の関係強化を図る上で人脈の開拓は重要であり、その意味でも
>この資料の利用価値は大変大きいものと確信いたします。

もちろん、この資料の第1版は昨年11月の時点で公開されているし、
第2版の公開についても、ご存知の方はご存知であったと思う。
ただ、出回っている資料とも思えないし、鑑のとおり、
他に類似の資料がなく、筆者には、このような資料が無料で読めるとは、
心底、ありがたや~と感じた次第であり、ご来訪の各位が、
ご存知でないならば、おすそわけさせていただきたいと思った。

いかがだろう……?
筆者も細かく検討したわけではないが、リストにあげられている
人物の多彩で濃密なること……、濃密なること……。

大日本帝国憲法下、「天皇機関説」なる学説があったけれど、
ぜんぜんかんけいないかもしれないが、とっさに、
米国大統領とは大統領機関説による権力主体かも、との考えが浮かんだ。

すなわちは、米国大統領とは、濃密なる政策スタッフの輔弼(ほひつ)によって、
統治権を行使する存在……というほどのイメージであるのだけれど。

いま、バラク・オバマ氏の鮮烈なメッセージ力に注目が集まっているけれど、
オバマ氏にしてもヒラリー氏にしても、また、共和党のマケイン氏にしても、
そのバックでは、腕に覚えありと自認して止まない剛の者が、
己の知恵と理想をかけて、競い合っている……。
そんなイメージでもある。

日本でも、このごろになって、マニフェストなる言葉が大流行し、
小選挙区制と相まって、政策論争の比重がましているとされるが、
政権のブレーン、政策スタッフなどは黒子も黒子ではっきりしない、
野党第1党もまた然り。

だいたいにして、そもそも、政権を担う、もしくは狙う方々は、
きちんとブレーン、政策スタッフを抱えているのかどうか、疑わしくさえ感じる。

また、そうしたブレーン、スタッフへの評価も、それが判明しても、
世間ではあまり与えていないように思う。

それは、だいいちに、事実上、長く政権交替が行われず、
その役割を官僚が担ってきているからであり、
そこでは行政の継続性こそ錦の御旗であって、
前例踏襲が主でもあり、政策を競う風土が育ってこなかった。

あるいはむしろ、中選挙区制時代の、自民党内の
5大派閥による競い合いの方が、政治の場において、ずっと、
はげしく真剣に、路線や政策を戦わせていたかもしれない。

さて、脱線してしまったけれど、筆者の第一印象は、
かくも整理されてみると、隣の庭がきれいに見えて仕方ない。

もし、日本の選挙でも、このように自分のブレーン、スタッフをずらりと前に出し、
自分ひとりじゃない、自分にはこのような逸材が集まっている、
だからこそ、夢は実現できる!――とでも訴えられたら、オバマ氏の
演説ではないけれど、けっこう、キュンとなってくるのではないか。

米国は問題の多い国かもしれないが、
いかに中国が台頭しようとも、ロシアが盛り返そうとも、
世界の覇権をそうそう簡単に明け渡すはずがない。――その根拠は、
軍事力、人口、資源、国土、基軸通貨、思想……といろいろあるが、
人種、民族が入り混じった社会であっても統一を崩さない、
国家イメージの強さであり
、そしてそれを、
人々の競い合いが支えているのだと思う。

リストをご覧になって、皆さまは、どのようにお思いだろうか?


<過去のエントリーから>
・2004年 05月 02日→米国は嫌われている……けれでも。

※4年も前に書いたエントリーです。お時間があれば、どうぞ。^_^;

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# by yodaway2 | 2008-02-24 14:06 | 米国はどうする、どうなる
平和ボケは国民なのか、自衛隊の側なのか?――イージス艦事故で考えるべきこと。
※文末に追記あり。

イージス艦事故について、その後の報道をもとに。
海上保安庁による事故調査が進むなか、
専門家の間では原因に対するだいたいの見方、方向が
固まってきたとの印象を受ける。

たとえば、下記の毎日の記事――。
・毎日→<イージス艦事故>「常識外」自動航行 悪条件重なり衝突か
[ 02月22日 12時03分 ]


見出し、「悪条件重なり……」が、今回の事故の実情なのだろう。
往々にして、この世で起こる事故、事件では、
突然の自然災害を除き、いくつかの不運が重なっておきるもの。
個人の人生においても、そう。

                ※※

今回、衝突を起こしたあたごは、イージス艦の中でも最新鋭で、
昨年3月に就航したばかり。今回、ハワイ沖での対空ミサイルの試験を終えて、
4ヶ月ぶりに帰国、母港舞鶴基地への途中、横須賀基地に寄港する直前だった。

事故がなければ、おそらく、横須賀では、大役を終えての帰還に、
賞賛を以って迎えられるはずだった。

午前4時7分……、事態は一転、、、ずしん、、、
漁船と衝突した衝撃が、艦内に、にぶく伝わった。

緊急事態、非常召集、強いサーチライトでの洋上照射、救難艇の出動、
艦橋に集まる幹部たち、本省、海上幕僚監部とのやりとり……。

衝突した漁船は二つに割れた、無残な姿を浮かび上がらせ、
生存者らしき影を見つけることができない。……焦り、おののき、動転し、
艦内には怒声が飛び交ったのではないか。

                ※※

なぜ事故が起きたのか、避けることができなかったのか……。
筆者の見方は、報道直後の記述ながら、
前のエントリーに述べたとおり。

付け加える代わりに、毎日の記事から下記の部分を引用したい。

>海保関係者は「一般的に漁場に向かう漁船は準備などで忙しく、
>乗組員の注意が行き届かなくなることもある。
>大型船の方が接近しないように気を付けるものだ」と話す。

前のエントリーに対して、自分から避けるべきなのは、
小回りの効く小さな船――とする見方をいただいたが、
筆者としては、上記の引用と同じ感想を持つ。

                ※※

あたごは、ミサイル試射という重大任務を無事に成功させた。
イージスシステムの運用なども、選ばれた隊員によって、
プロフェッショナルとして挑み、成果を挙げて帰国の途についたはずだった。

しかし、通常の、海の航行については、
およそ、プロフェッショナルとしてのレベルからは程遠い、
むごい姿をさらしてしまった。

結果として、最新鋭イージス艦の弱点をさらし、さらには、
自衛隊組織の欠陥、情報伝達における、幹部自衛官の、
通達を理解していないなどの怠慢――などなどをあからさまにしてしまった。

ちまたには、マスコミや国民が自衛隊叩きをしているとして、
国民の平和ボケを指摘する意見もあるが、
平和ボケなのは、自衛隊組織そのものではないか。

結果の結果として、イージス艦事故は、
この国の安全保障にも、危うさを招いてしまったのだ。

                ※※

沈没した清徳丸にも、不運が重なった。
仲間の船が、巨大船の影に気付き、大慌てで対処するなか、
遅れを取ったと思われる。僚船が無線で交信するなか、
清徳丸は加わってこなかったという。

清徳丸は自動操舵で運航し、乗組員の親子は
漁具の点検などで操舵室を離れていたのかもしれない。

鳴り響くエンジン音、そして波濤の響きにかき消され、
無線の交信は2人に届かなかったのだろう。

ただ、他の僚船に促されて気付いたとしても、
すぐ後ろを進んでいた船が、右、左と急舵を切って、寸前のところで
難を逃れた状況からすれば、あたご側からの対処がない以上、
先行していた清徳丸が衝突をまぬがれたとは限らない。

それほどまで、現場は切羽詰っていたのではないか。

                ※※

事故の数分前……、巨大な自衛艦の接近に気付いた清徳丸の2人、
操舵室で舵にしがみつき、おそらく父親の側が叫んだ!

右だ、右、面舵(おもかじ)に切るんだッ!
ぶつかる、ぶつかる……!馬鹿!右に決まってるんだ、
右に切るしかないんだッ、右、右だ!わああ…、うわああ……。


清徳丸は自衛艦も自分たちの船に気付いていて、
右に、面舵に切ると信じて、自分たちも右に切れば
ぶつからないと考えたに違いない。

それで、必死に右に舵を切った。

ところが、あたごは直前で、後進をかけたものの、
進行方向は変えず、あるいは変えようがなく、
結果として、清徳丸は、まさにあたごの、
進行方向のどまん前に、直角に入ってしまった。

それも、あろうことか、ちょうど船体のど真ん中……、
だるまお落としで間のコマを抜くように、左舷側から、
清徳丸の操舵室の部分がまるごとくり抜かれ、飛ばされた。

あたご側からすれば、衝突の直前、もはや、
その時に至ってしまっては、どうすることもできなかった。

                ※※

不明のお2人の、一刻もも早い発見を願いたいと思う。


<追記、23日20:41>直近の報道によれば、あたごは見張り員が清徳丸の
灯火を視認しても、衝突の危険なしと思い込んでいた。
すなわち判断ミスがあり、漫然と引継ぎを行ってしまった。

当直仕官は当直仕官でレーダーによる追跡をまったく怠り、船影特定作業も
行っていなかった。衝突直前、安全確認を決定的に怠った状態で、
当直全員の交替が行われ、交替した当直仕官、当直員たちは危険が
迫っているとは、つゆ、考えていなかった。

このようなことが、あたご乗組員からの事情聴取で
はっきりしてきたとのこと。

見張り員は、本来、人形やかかしではなく、
レーダーはアクセサリーでもおもちゃでもないはず。

このようなていたらくの末に、今回の事故が起きた。非常にむごい。


<追記、24日11:17>ネット上で目立つととらえているのだけれど、
漁船側の過失に言及しないのは片手落ち、そもそも漁船側が的確に
回避すれば今回の事故はなかった――との意見が、けっこうある。

このブログにもコメント、TBで入っている。筆者の意見はすでに
述べているとおりだが、結論として、イージス艦側の見張り員がきちんと見張り、
レーダー員がきちんとレーダーを見ていただけでも、今回の事故は防げたはず。

また、漁船側に瑕疵があったとしても、海上衝突予防法の
定めからすれば、直前の回避行動は法に則していたとしか受け取れない。
イージス艦、自衛艦だからと言って、それらの法律を守らなくて
よいとする根拠、法令は、いかに探しても見つかりそうにない。

やはり、2人乗りの漁船が沈没した――という、小さな事件ではなさそうだ。

なお、あたごの、この国の防衛、ミサイル防衛に果たすべき使命は、
今回の事故と切り離して考えるべきであり、事故原因の究明を急いだうえで、
体制が刷新され、任務に復帰するのは当然と考えてもいる。
 

※一部の記述は報道記事をもとにしての、筆者の構成による記述です。
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※資料/面舵と取り舵について(図)
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# by yodaway2 | 2008-02-22 15:45 | 社会の問題、世相さまざま
イージス艦事故;官尊民卑の思想がもたらした惨事!――12分前に気付いても自動操舵の、なぜ。
イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故について、驚愕の続報あり!
あたごの見張り員が漁船を目視で確認できたのは、
衝突の2分前――と発表されていたが、防衛省は昨夜、この情報を訂正、
衝突した午前4時7分の12分前に、清徳丸の灯火を目視確認していた、とのこと!

・毎日→<イージス艦事故>衝突の12分前、清徳丸の灯火を視認
[ 02月20日 21時21分 ]


そのとき、あたごは自動操舵で航行中だった。
見張り員からの連絡は、当然にして機関室に伝わったはずと思いたいが、
その後もあたごは自動操舵による航行を続け、なんと、
手動に切り替え、全速後進をかけたのが、衝突1分前だった、とのこと。

素人考えにも、間に合うはずがない。
そして、空白の11分……、あたごはいったい
何をしていたというのだろうか???

                ※※

状況として、運の悪いことに、午前4時前後、見張り員の交替が
行われていた可能性があり、艦橋は慌しかった、との見方がある。
しかし、これも、見張り員の本来的な使命を処置せずに、
交替したとは考えにくく、不可思議極まる。

一方で、清徳丸は僚船と、ほぼ一団となって航行しており、
そのうちの一隻の船長があたごの航行について、
「まっすぐに直進してきた、スピードも落とす様子がなかった、
あぶないと思って舵を切った」……などと証言する様子をTVで見た。

その証言から、次のように考えた。

                ※※

あたごは、漁船の一団をレーダーでもとらえていた。
見張り員も目視確認していた。

しかし、どけるのは漁船の方で、自分たちが
進路を変える必要は、まったくない、と考えていた。

だから、レーダーでとらえ、艦橋から目視確認の報せが入っても、
なんら処置せず、自動操舵を続けた。

                ※※

実際、漁船たちは、巨大な船(――タンカーと思っていたらしい)の出現に、
蜘蛛の子を散らすように、舵を切り逃げた。

ところが、なんらかの理由で、清徳丸だけが逃げ遅れた。
あるいは、逃げるつもりが、逆に衝突する方向に、
衝突する方向にと、吸い込まれていった。

                ※※

あたごが進路を変えなかったのは、ひょっとすると、
お上意識、官尊民卑(かんそんみんぴ)の
思想の現れだったのではないのか。

自分たちはそこのけそこのけで、進む。
どけるのは、雑魚(ざこ)の方――とでも言いたげに。

                ※※

事故の原因は究明中。筆者の想像力でエントリーを
書くには、実は早い段階なのだけれど、防衛省の情報訂正に、
何か、そこはかとない不快感がこみあげ、キーボードを
叩かずにはいられなくなった。

あたごには、気のゆるみもあっただろうが、
それ以上に、簡単に言えば自分たちは偉いという、
お上意識があり、今回の事故を引き起こしたのではないのか。

                ※※

沈没した漁船の名は清徳丸(せいとくまる)――、清らかに徳を積む船。

船の持ち主、吉清治夫さん(58)と長男の哲大さん(23)は
仲のよい親子で、治夫さんは漁業一筋、哲大さんは
その父に従って漁をしながらホームレス支援の
ボランティア活動にも参加していた。

哲大さんは4年ほど前から、東京都内のホームレス支援団体に、
年に数回ずつ、魚の差し入れを続けてきたという。
・iza!→「助かって!」とホームレス イージス事故の長男は“あしなが兄さん”
(2月21日04:27)


船の名にこめた、親子2人の想いは、突然の事故に潰えた。

どんなに小さな存在であっても、義のあるところが、
必ず通らねばならない。

今回の事件をもってして、不祥事相次ぐ防衛省を、
芯から、叩きなおせ!!


                ※※

今回の事故は決して特異なものでない。
いまの、防衛省の体質、ゆるんだ意識がもたらしたもの。

石破防衛大臣は、おそらくそのようにならないが、
辞めるのが相当と考える。


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# by yodaway2 | 2008-02-21 03:24
冷凍ギョーザ;中国指導部、収拾への思いにじます?
<追記、3月1日>中国が態度を一変、中国国内での毒物混入の可能性は、
極めて低いと、検疫当局、捜査当局が表明。その裏では、当然のことながら、日本の
世論の動向、そして政治の対応を見ている。中国の国内事情もある。日本の食料自給率の
低さも見ているし、国際社会の反応も見ている。首相は苛立ち、国会答弁のなかで、
「両国民が対立することになる」と警告を発した。
胡錦濤国家主席来日の延期もあり得るほどで、ここが文字通り、正念場。


<追記、2>……と書いて、ニュースサイトを開いたら、胡主席来日について、
やはり、政府内から延期論が出ているとのこと。
めずらしくも、日本側から発した「警告」であり、不快感の表明でもある。


(本文)やや報道が下火になりつつある、中国製
冷凍ギョーザ事件について、少し、整理がてらに。
あわせて、中国の要人の一人、唐家セン国務委員の来日について。

唐国務委員は明日から24日までの日程で、
日本に滞在、福田首相、高村外相らと会談し、
4月に予定されている胡錦濤国家主席の来日に向けて、
日本側と協議するのがねらい。――当然、そのなかで、
東シナ海ガス田の問題や冷凍ギョーザの中毒事件について話し合われる。

                ※※

中国製冷凍ギョーザ事件については、
製造元の天洋食品に、中国の捜査関係者が連日、
出入りする姿が伝えられており、地元検疫当局や工場長らが
毒物混入の可能性を否定していても、中国の中央政府は
それと一致した行動を取っていないと受け取れる。

むしろ、日中間で言えば、胡錦濤国家主席の来日を
控えているだけに、明らかに、解決を急いでいると見てよさそう。

地元検疫当局や工場が、再度、毒物混入の可能性を
否定し、自分たちこそ被害者と言い、どこを相手に考えているのか、
損害賠償の可能性にまで言及した。

日本ではメディアもネットも、だいたいが呆れ、いぶかしがり、
中国への不信を募らせているが、彼らの立場に立てば、
いかに自分たちの責任を少なくするか、の考えにしか立てないのだろう。

しかし、それは「末端」での、発言や考えにすぎない。

                ※※

日本では、比較的話題になっていないと思うが、
中国駐日大使館のHPに、中国外交部(外務省)の報道官による
記者会見の記事が次の内容で掲載されている。以下、一部引用。

・中国駐日大使館HP→2008年2月14日の中国外交部
劉建超報道官の定例記者会見(2008/02/15)


>問 最近のギョーザ事件は日中経済関係と中国食品の
>安全性に対する日本国民の見方に影響を与えていると思うが、
>この事件の影響をどうみるか。

>答 いくつかの点を述べたい。第1に中国はこの事件の情報を得た後、
>非常に責任ある態度で直ちに調査に入った。中国は独自調査だけでなく、
>日本側と互いに協力して調査している
。中国政府と中国の関係企業の
>責任ある態度は日本の政府、消費者の理解が得られるはずだ。

>第2に国家品質監督検査検疫総局の基本的判断からみて、
>これは食品の安全性にかかわるシステム上の問題ではなく、
>個別の事件である。われわれは中日双方の検査機関、公安機関が
>合同調査チームを編成し、事件についてさらに調査するよう希望している。


>これは重大な問題であり、問題を解明することは中国製品に対する
>日本の消費者の信頼を回復するうえで非常に重要であり、
>中日間の経済・貿易分野の正常な協力にとっても非常に重要である。
>前回も言ったように、中国はこの問題を徹底的に調査する。
>日本側の積極的協力も希望している。


実際に中国が、この先、どのような行動を取るのか、
予断は許されないが、中国の中央政府では、たとえば
アンダーラインのように、まず日本との調査協力に言及し、
後段では捜査協力の必要性を表明もした。

また、「第2に……」以降の部分で、「(中国食品の)安全性にかかわる
システム上の問題ではなく」と述べて、今回の事件を
「個別の事件」との表現で、事件はあくまで特異なものと限定した。

日本からすれば、それは甘さのある話なのだが、
それでも、全体の文脈からすると、「個別の事件」と限定しつつも、
中国側の責任を認めていると受け取れる。

もし、そのような意図がないと言うのであれば、
すなわち天洋食品の工場長のように、
自分たちこそ被害者だ、とでも言いたいとしたら、
危うさだらけの発言となってしまう。

追いかけて18日、中国の国家品質監督検査検疫総局は、
輸出食品の生産・加工企業に対する一斉検査に着手する方針を明らかにした。
これもまた、今回の事件について、中国側が責任を認めないのであれば、
全国規模の検査など必要ないわけで、そこからも、
中国側の収拾への思いがにじむ。

・時事→食品輸出企業を一斉検査=「安全性」再確認へ-中国検疫総局
(2008/02/18-14:24)


胡主席の来日もそうだが、それ以上に、北京オリンピックが
迫っているわけだし、他国に波及すると経済に撥ね返る事態になる。
だから、この問題で尾を引きたくないはず。

                ※※

明日からの唐家セン国務委員の来日において、
何が話されるか……、結局は、政治の判断に
ゆだねられた格好になった。

中国は10年以上、二桁に近いか、それを超えるかの成長が続いている。
しかし、それは、かつての日本もくぐり抜けてきた、
粗製濫造で、公害問題で苦しみ、地方の荒廃を招いた時代と
似ていて(――地方の疲弊は今もあるけれど)、社会全体が
練れていない。拝金主義に傾き、すさんでもいる。

その程度が、国土が広く、人口の多い分、すさまじい。

冷凍ギョーザ事件は、中国のいまを象徴する事件のようでもあり、
日本と中国の行方にも示唆を与えそうにも感じる。

以上、整理がてらに、ちょっとまとめてみた。


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※以上、走り書きにて仮アップ、誤字脱字、許されたし。^_^;

 
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# by yodaway2 | 2008-02-19 17:29 | 中国と、どう付き合う
イージス艦、衝突!親子2人の船、真っ二つに。――イージス艦に、いったい、何が守れるのと言うのか?
春浅い季節、夜明けを待つ房総の海――、
マグロを追う親子2人の船に、巨大な船影が覆いかぶさった。
海が揺れ、おそらく、一瞬にして船は真っ二つに。

海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、今日午前4時過ぎ、
千葉県房総沖で、マグロ漁に出ていた漁船と衝突した。

・読売→海自イージス艦と漁船が衝突…千葉・野島崎沖
(2月19日7時28分配信)


                ※※

衝突事故を起こした「あたご」は
日本の保有するイージス艦のうち5隻目。

イージス艦は周知のとおり、ミサイル迎撃に最新鋭のシステムを誇り、
世界最高の捕捉、攻撃能力を持つとされるが、今回の事故では
小さな漁船をとらえることができず、漁船の乗組員2名が不明――。

「あたご」の全長は165メートル、幅21メートル、基準排水量は
7750トンで定員300人、甲板に要塞が築かれているよう。

一方、漁船は千葉県勝浦市の新勝浦市漁協に所属する「清徳丸」で、
全長12メートル、7.3トン、乗組員2名はマグロ漁をする親子だった。

漁船はイージス艦に比べればちっぽけな大きさ、
トン数では1000分の一。

午前8時半、NHKニュースによると、
親子2人の消息はまだわかっていない、とのこと。

                ※※

イージス艦がとらえることのできなかったのは、
音速で飛行するミサイルではない、
親子2人で漁をする、小さな漁船だった。



<追記、12:20>報告が石破防衛大臣に届くまでに
90分を要したとのこと、2度驚く。とんでもないこと。


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# by yodaway2 | 2008-02-19 08:47 | 社会の問題、世相さまざま